田端 到
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競馬コラム
◆王様の馬券入門虎の巻
2008/03/26 17:00
◆その19 中京芝1200のタイムと枠順の関係
先週の中京芝1200、500万平場の勝ちタイム1分7秒9には驚きました。
昨年まで3月の中京芝1200で1分7秒台が出たことは一度もなかったのに、今年はもう3回目。しかも4週目の下級条件でこのタイムですから、いかに今年の芝が速いかわかります。史上初の10日開催で、JRAが馬場管理を徹底した結果でしょう。
中京芝1200は芝の状態によって脚質の有利不利、枠順の有利不利が大きく変わる--これは有名なセオリーです。本当かどうか、ラップを絡めて検証してみます。
テン3ハロンを33秒5以内と、33秒6以上に分けて、05年以降の枠順傾向を調べてみました。ケータイでは見づらいでしょうから、データは一番下に挙げておきます。
前半が速いレースでの勝率トップは8枠。続いて7枠。全体的に外枠の勝率が高い。
前半が遅いレースでの勝率トップは1枠。全体的に内枠の勝率が高く、低いのは外枠。テンのラップによって内外の有利不利がきれいに分かれています。
勝ち時計でも分けてみました。データは省略しますが、1分8秒5以内の速い決着では外枠が強い。1分8秒6以上の決着では内枠が強い。テン3ハロンで分けたときとほとんど同じ傾向が出ています。
つまり、テンが速いと勝ち時計も速くなり、外枠(の差し馬)がよく来る。テンが遅いと勝ち時計も遅くなり、内枠(の先行馬)がよく来る、ということのようです。
ん? 馬場が速いと外枠が有利ってことか。おかしいな。
いや、これが事実なんだから、おかしいとか言っちゃいけません。「馬場が速いと」じゃなくて「ペースが速いと」ですね。今年の高松宮記念は「芝の状態が良いから内の先行馬が有利」という見解もたくさん出ると思われますが、じつはそんなときのほうがハイラップになって、外の差し馬が飛んでくるのかも知れません。
ぐだぐだになってきたので、高松宮記念の血統データを紹介しておきます。
サンデーサイレンス産駒は【4-3-1-10】。過去5年で4勝と断然の成績。
フジキセキ産駒は【0-0-0-7】。ただし人気馬は出ていない。
キングヘイロー産駒は1分8秒5以内の中京芝1200で【2-3-2-10】と好成績。
枠順や当日の馬場を見ないと結論を出しづらいですが、外枠に入ったサンデーサイレンス産駒を買うのが正解だと思います。昨年2着で大穴を開けたペールギュントは8枠、05年優勝のアドマイヤマックスも8枠でした。
*中京芝1200・ラップ別の枠順傾向(2005年以降)
●テン33秒5以内(%は勝率)
1枠 9-11- 8-106 6.7%
2枠 6- 7- 7-118 4.3%
3枠 6- 3- 9-119 4.4%
4枠 9-10-11-111 6.4%
5枠 7-10- 6-118 5.0%
6枠 3- 7-12-119 2.1%
7枠 14-12-12-140 7.9%
8枠 17-11- 7-153 9.0%
●テン33秒6以上
1枠 24-15-18-219 8.7%
2枠 21-14-18-230 7.4%
3枠 20-21-17-230 6.9%
4枠 15-25-19-236 5.1%
5枠 15-13-18-253 5.0%
6枠 24-19-19-241 7.9%
7枠 17-21-19-318 4.5%
8枠 18-26-26-315 4.7%
上表のハイペースだと外枠が有利。下表のスローや平均ペースだと内枠が有利。
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