田端 到
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競馬コラム
◆王様の馬券入門虎の巻
2008/06/11 17:00
◆その30 エプソムCに強い血統
エプソムCといえば、昨年のフレンチデピュティ産駒の1-3着独占は強烈でした。
東京コース、時計の掛かる馬場、メンバー落ちのG3と、フレンチデピュティの得意条件が全部揃う舞台だけに、今後も2年に1度くらいのペースで産駒が馬券になるのではないかと思うほどの、お似合い重賞です。
では、今年もフレンチ産駒がいるだろうかと登録馬を見れば、いました、ブライトトゥモロー。昨年の2着馬です。今年3戦してすべて凡走、そろそろ人気も落ちる頃でしょう。いい感じです。
ただし、ブライトトゥモローには気になるチェックポイントがあります。馬体重です。
デビュー以来、これまでの連対馬体重は488-504キロ、昨年のエプソムCで2着したときは498キロでした。それが今年の3戦はすべて510キロ台と、明らかに重い。3歳や4歳なら、少しくらい増えても自然ですが、6歳馬が昨年より10キロ近く重い馬体重で好走する例は多くありません。そう考えれば、逆に近走の不発も気にならなくなります。
よってブライトトゥモローは「504キロ以下なら」という条件付きで狙うことにします。
こんなふうに、その重賞で過去に好走実績のある血統を狙うのは、もっとも初歩的な血統馬券術です。ヴィクトリアマイルのフジキセキ産駒、ダービーのタニノギムレット産駒など、G1でも2年連続で同じ父の仔が連対しています。
同じ意味でエプソムCはファストロック(父ロックオブジブラルタル)も気になります。「ロックオブジブラルタル産駒なんて来たことないぞ」と思われるかも知れませんが、ロック様といえば父デインヒル。デインヒル産駒は98年ツクバシンフォニーが1着、02年エアスマップが2着と、エプソムCで複数の馬が連対しています。
さらにファストロックの母父はナシュワン。これも同じ父系のアドマイヤカイザーが01年1着、ローマンエンパイアが03年2着と、エプソムCに実績のある血統なのです。
あとはここにヒカルオオゾラとマイネルキッツを混ぜて……と、この辺は過去のデータと関係ありませんが。
また、エプソムCは重馬場になることが多い重賞としても知られます。道悪上手な血統のデータも追加しておきましょう。
03年から07年の5年間で「芝の道悪の勝利数が、芝の勝利数の20%以上の種牡馬」は12頭います。ただし対象は芝15勝以上の種牡馬。道悪とは、やや重、重、不良。
道悪勝利の比率が高い順に並べます。エリシオ、アドマイヤコジーン、コマンダーインチーフ、フォーティナイナー、ジャングルポケット、アフリート、テイエムオペラオー、フレンチデピュティ、スターオブコジーン、フサイチコンコルド、タバスコキャット、マンハッタンカフェ。
これが芝の道悪上手な血統ベスト12です。フォルティノ系が3頭。エプソムC絡みではフレンチデピュティとマンハッタンカフェがしっかりランクインしています。
※ご利用の機種によっては正しく表示できない場合があります。あらかじめご了承ください。
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